「もっと優しい旅への勉強会」定例会報告

2004年6月 定例会の報告
もっと優しい旅への勉強会2004年度総会

日時:2004年06月26日
会場:クラブツーリズム(株)会議室

総会議事次第
開会宣言        吉田岳史事務局長
開会のあいさつ    草薙威一郎代表
議長選任        紙 純輔副代表が選任されました
議題(議決事項)

  1. 2003年度活動報告(各担当)
  2. 2003年度収支決算報告(会計担当)および監査報告
  3. 会則改正案
  4. 2004年度運営委員の選任
  5. 2004年度活動計画案(承認された各担当)
  6. 2004年度予算計画案(承認された会計担当)

質疑応答のあと 閉会

2003年度活動報告

事務局

担当 吉田 岳史(事務局長)、小野 鎮(会計兼務)

  1. 総括
    会全体の活動をサポートするというスタンスを基本におき、昨年度同様「オフィスキヌタ」(東京都世田谷区)に事務局を構え、会員や運営委員との連絡調整を行った。
  2. 活動内容
    1. 年度末時点での会員数は個人会員146名(新規入会10、退会7)、法人会員9(新規入会1、退会5)であった。
    2. 運営委員会を計2回実施した(5月、3月)。
    3. 会計担当と連携をはかり、会費納入の管理および未納会員への督促を行った。
    4. プログラム担当と連携をはかり、定例会の会場確保や当日の受付、収支管理を行った。
    5. 会報担当と連携をはかり、毎月の会報発送業務の一部を担った。
    6. 「JATA世界旅行博2003」における各種の業務受託(詳細は別項に譲る)については、主催者との連絡調整および終了後の残務整理を行った。
    7. ボランティアグループ「ともに生きる」(東京都新宿区)からの要請により、同グループ主催の講演会「 「旅にでよう!だれでも、自由に、どこへでも」 に、講師として運営委員の小野鎮氏、村上昌則氏の2名が参加した(6月15日、新宿文化センターにて)。
    8. 活動の基本方針のひとつであった繰越金の有効活用については、項目(6)の実施報告書を作成するにあたり、その費用の一部にこれを充当させた。

会報

担当 室井孝王、行武厚子、丹羽 叡(広報兼任)

  1. 総括
  2. 2003年度は会報発行に関してはほぼ滞りなく発行が行えた
  3. 活動内容及び反省点
    1. 毎月滞りなく編集作業が行えた。
    2. 定例会報告の臨場感がわずかではあるが伝えることが出来たと考える。
    3. ページ数が多くなる傾向にあり、印刷、発送作業をお願いしている会員に負担をかけてしまった。
    4. ぺージ数が多くなることにより郵送料がかさむ傾向にある。
    5. 一部掲載写真など不鮮明なところがあり、読みづらいことがあった。

プログラム

担当 松本 高行、齋藤 玲子

活動内容

  1. 定例会について
    • 毎月の定例会を企画・実施した。(詳細は別紙参照)
    • JATA世界旅行博のシンポジウムのパネラー交渉、当日対応、報告書作成を行った(報告書は曽根原編集長、木村さん、斉木さん、吉田さん、室井さんとの共同作業)。
    • 2月の定例会で、UDNJ(ユニバーサル・デザイン・ネットワーク・ジャパン)と共同で新井リゾートスキー旅行を企画したが、参加者が集まらず中止とした。
  2. 講師について
    • 運営委員からの推薦をいただいた。協力に感謝したい。
  3. 会場について
    • JATA、ANA、クラブツーリズムと一個所に固定せず、持ち回りでお願いした。
    • パワーポイント、音声読み上げソフトなど器機関係の環境設定についても準備、調整と関係者の方に協力をお願いした。
  4. その他
    • 机に座って講師の方にお話を伺うだけでなく、11月のワイン狩り、12月カラオケ大会、2月スキー(中止)など屋外や観光性のあるプログラムを心がけた。
      総会にてアンケートを会員にお願いした。その内容は「JATA世界旅行博シンポジウム」のパネラー選定に反映をした

広報

広報担当 丹羽 叡(会報兼任)、成瀬 史恭、石倉 康範(WEB管理)

活動内容

マスコミ等への対応

  • 昨年岡山市であった「宿泊施設の視覚障害者団体への受け入れ拒否」に関する問い合わせがあったが、草薙代表に対応をお願いした。

他団体との連携

  • JATA世界旅行博2003に、JATAの委託により「バリアフリー旅行情報センター」を出展した。
  • 同旅行博中日10月 4日(土)にシンポジウム「誰でも 自由に どこへでも」を運営した。(会報10月号参照)
  • 前記「シンポジウム」の報告書を、勉強会の活動記録及び、広報資料として作成した。
  • 東京YMCA英語・ホテル専門学校の「バリアフリー講座」に、講師派遣などのコーディネートをおこなった。(会報3月号・4月号・5月号)
  • '03年10月、APEC(Asia-Pacific Economic Cooperation)発行の Best Practices in Tourism Accessibility for Travellers with Restricted Physical Ability 報告書(ISBN:2-922058-13-1)に、勉強会活動の紹介を掲載した。毎月の定例会を企画・実施した。(詳細は別紙参照)

学び隊(非承認事項)

担当 曽根原 純(隊長)、吉田 岳史
活動報告

  1. 月一回を基本とする学習会を行った(新宿区、フロンティア法律事務所)。毎回平均して10名程度が参加した。
  2. 学習会での研究成果を発表するために、岐阜県高山市で開催された「日本福祉のまちづくり学会 第6回全国大会」(7月、高山市民文化会館)に学び隊から9名が参加。発表題目は「歴史的建造物の文化財とバリアフリー」。(本会WEBサイト内「学び隊」のページ参照)。
  3. このテーマについては学会発表後も引き続き学習を行い、翌年 5月に静岡県浜松市で開催予定の「TRANSED国際会議」での発表に向けて準備を行った。

その他・会員の諸活動(非承認事項)

  1. 運営委員の成瀬史恭氏が、長渕晃二氏との共著「障害があるからこそ出かよう~外出・旅行相談による支援」を出版した(10月、筒井書房より発行)。
  2. 内閣府が行った「第2回バリアフリー化推進功労者表彰」で、会員の秋元昭臣氏が中心となって長年にわたりバリアフリー化を進めてきた京成ホテル株式会社(千葉県千葉市)が、内閣総理大臣賞を受賞した(11月)。会員が所属する企業・団体で同賞を受賞したのは、昨年の新井リゾート株式会社(内閣総理大臣表彰)、アクセシブル盛岡(内閣官房長官賞)に続いて3件目となった。
  3. 上述2名の会員に対し12月定例会(カラオケ大会・詳細別項)の参加者有志によりお祝いを贈った。

「2003年度収支決算報告および監査報告」

会計担当 小野 鎮(※内容省略)

2004年度活動計画

2004年度運営委員一覧

※=新任、○=復帰、☆=前年度に他の部門を担当

運営委員 代表 草薙 威一郎
副代表 紙  純輔
曽根原 純
田中 恵美子(○)
事務局長 吉田 岳史
事務局 山田 勝宏(☆)
会計 小野 鎮 (事務局兼務)
会報 室井 孝王
大山 浩之(※)
斎木 香織(※)
プログラム 重岡 利栄子(☆)
中子 富貴子(※)
冨吉 貴浩 (※)
広報 丹羽 叡
成瀬 史恭
神田 幹雄
広報・WEB 石倉 康範
  沓名 豊明 (※)
監査 村上 昌則

【全体方針】2004年度の活動開始にあたって:代表候補 草薙 威一郎

  • もっと優しい旅への勉強会は、1991年4月から「だれでも、自由に、どこへでも」旅が楽しめる社会を作ることを目的に活動を始めてから、13年が経ちました。この間に多くの人がこの勉強会で学び、また自分の業務や活動に生かしてきたと聞いています。
  • 勉強会が発足してから今日まで社会も環境も大きく変化してきました。この間に1994年のハートビル法、2000年の交通バリアフリー法、2002年の身体障害者補助犬法と3つの新しい法律ができました。そして本年6月には政府から「バリアフリー化推進要綱」が発表される一方で、障害者差別禁止法も論議されています。
  • この間の社会的背景について見ると、経済的には1991年バブル崩壊後、久しく景気低迷は続いていますし、社会の少子・高齢化の進展に伴い年金問題も深刻になっています。しかし一方では個人生活の(相対的)豊かさ、社会インフラの蓄積、スローライフなどの流れも大きくなっています。
  • 最近では、ユニバーサルデザイン(UD)の考え方も浸透してきました。UDは誰にでも住みよい社会を作ることは、一部の人の問題ではなくすべての人に係わり合いのある問題だという認識に立っています。UDの分野は、ものづくり、IT、まちづくり(インフラ)、サービスなどの分野に広がっており、技術開発や製品化が進んでいます。
  • 私たちは最近になって、このバリアフリー化、ユニバーサルデザイン化の集大成が「観光」に繋がってきていると感じ始めています。なぜなら旅行では、何かの要素が欠けてはいけません。また旅行では重くて持ち歩けないなど体に負担がかかってもいけません。そしてすべての人が受け入れられるデザインの美しさも必要ですし、リーズナブルな価格合理性も持っていなくてはなりません。
  • 私たちが始めたころの観光バリアフリーの「開拓の時代」は終わろうとしています。これから私たちは、次の時代の価値基準を作り、利用者としての評価を行い、全体の調和を考えてゆかなくてはなりません。その実現のためには、みんなの持てる力を発揮し、また協力し合わねばなりません。
  • 思えば1991年の初めての勉強会で、私たちはボランティア活動について必要な要素は、自発性、先駆性、継続性、無償性であると学びました。この勉強会は、まだその性質は変っていないと思います。私たちの活動量は小さいかもしれません。しかし目標に向かって苦闘することが自分自身の生きる証しになると感じているから、私たちは活動できるのではないでしょうか?
    今年もがんばりましょう。

事務局

事務局長候補 吉田 岳史
事務局候補  小野 鎮(会計兼務)、丹羽 叡(広報兼務)、山田 勝宏(催し物)

  1. 基本方針
    昨年度に引き続きオフィスキヌタを事務局とし、各担当および会員との連絡調整を行う。
  2. 活動計画
    • 各担当との連携のもと、事務的な業務の全般を行う。
    • 会員数の推移や会費納入状況の把握をし、必要に応じて会員への連絡や情報提供を行う。
  3. 発議にもとづき、運営委員会の開催における事務作業を行う。 

会報

担当候補 室井 孝王、大山 浩之、斎木 香織

  1. 基本方針
    1. 担当を月別にして個性のある会報の発行
    2. 臨場感の伝わる会報
  2. 活動計画
    1. より読み易く、定例会に出席できなかった会員の皆さんによく伝わる内容にする。
    2. 新しい企画、レポート、会員からの寄稿を増やしたい。 (この人に聞く、この会社(団体)に聞く、イベントに出席して、旅をして等)
    3. 視覚のご不自由な会員の皆様への、Eメールでの配布を実施する。昨年度に引き続きオフィスキヌタを事務局とし、各担当および会員との連絡調整を行う。

プログラム

担当候補 重岡 利栄子、中子 富貴子、冨吉 貴浩

  1. 基本方針
    1. 会員のニーズや要望に応じたプログラムの運営
    2. オープンで楽しいプログラム運営
    3. 社会・地域に反映できるプログラム運営
    4. 当会の発展と人づくり(後進者)を目標にしたプログラム運営
    5. プログラム委員が月ごとの持ち回りで、特色あるプログラム運営
  2. 活動計画
    1. 毎月の勉強会終了後に、参加者の感想・要望を把握するため、簡単なアンケートの実施。
    2. 新施設・新エリアへの見学会。
    3. 出前勉強会の実施(アクセシブル盛岡や仙台・新潟・山形等々で勉強会を!)。
    4. 「JATA世界旅行博2004」への出展要請依頼が生じた場合、事務局その他各担当と迅速な対応で検討を行い皆様に周知し協力をお願いする。より読み易く、定例会に出席できなかった会員の皆さんによく伝わる内容にする。

広報

担当候補 成瀬 史恭、丹羽 叡(事務局兼務)、神田 幹雄、石倉 康範(WEB) 

  1. 基本方針
    1. マスコミ等への対応
      従来通り随時取材申し込みがあれば事務局と連携しながら対応する。
    2. 国内・国際会議への対応
      バリアフリー旅行に対する会議の予定があれば事務局と連携しながら対応しな らびに国際会議に備えたスタッフの拡充を目指す。
  2. 「JATA世界旅行博2004」への対応 ・JATAから依頼があれば、バリアフリー旅行情報センターの設置を昨年同様行う。
  3. 東京YMCA国際ホテル専門学校の「バリアフリー講座」への対応 ・従来通り講座を実施し他校への拡充も検討する。
  4. その他
    広報活動に合致付随した事業があれば事務局と検討する。

2004年度予算計画

会計担当候補 小野 鎮(※内容省略)

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