「もっと優しい旅への勉強会」定例会報告

2003年4月 定例会の報告
「第13回『長寿社会への提言:シニアと旅』審査結果を終えて」

講師:講演 水野嘉女さん (社)長寿社会文化協会(WAC)常務理事

日時:2003年4月15日

会場:近畿日本ツーリスト(株)クラブツーリズム新宿 会議室

社団法人長寿社会文化協会、通称WAC(わっく)は1988年4月に経済企画庁国民生活局を主務官庁として誕生しました。

来るべき高齢化社会、高齢社会を活力あるものにしていきたい、そのためには中高年の社会参加活動が大きな力になる、と考え、活動してきました。地域におけるお互いの助け合い活動や地域コミュニティづくりの推進、生涯学習、調査研究などが主たる業務でしたが、そのなかに平成2年度から始めた「長寿社会への提言」論文募集事業があります。毎年テーマを変えて、会員だけでなく広く一般の方々に呼びかけ、作品募集をしてきました。昨年11月のこの会の会報にも作品募集の記事を載せていただきましたが、その『長寿社会への提言:シニアと旅』の作品募集とその後の結果について少しお話しさせていただきます。

これまでの「長寿社会への提言」作品募集のテーマと応募数

■第1回(平成2年度)
「美しくゆたかな社会へ」(社会システムについて/団体・組織のあり方活動について/個人のライフスタイルについて)《733編》
■第2回(平成3年度)
「中高年のための職域開発」《311編》
■第3回(平成4年度)
「中高年と外国人の人々との交流」《500編》
■第4回(平成5年度)
「地域社会と私のかかわり」《513編》
■第5回(平成6年度)
「私の見つけたボランティア」《231編》
■第6回(平成7年度)
「家族~こんな家族がいいな」《302編》
■第7回(平成8年度)
「高齢者の住宅問題~よりよい倉氏のパスポートとして」《441編》
■第8回(平成9年度)
「車イス」《337編》
■第9回(平成10年度)
「お葬式」《547編》
■第10回(平成11年度)
「動物とのふれあい」《292編》
■第11回(平成12年度)
「私が選ぶ私の定年~そして定年後の私の生き方」《572編》
■第12回(平成13年度)
「わたしの子育て あなたの子育て みんなで子育て」《186編》
■第13回(平成14年度)
「シニアと旅」《362編》

「シニアと旅」テーマ募集

WACと「もっと優しい旅への勉強会」との出会いは第8回、平成9年度の「車イス」の論文募集の時でした。代表の草薙さん初め多くの方々にアドバイスをいただき、発表会を兼ねたシンポジウムにも、大勢のメンバーが参加してくださり、たいへんうれしく思いました。

これまでの応募傾向についていえば、提言や論文はそれほど多くなく、自分の体験や考えを述べた作文形式の作品が多かったように思います。一般の市民の方々がどんなふうに考えているか、思いがあって書いて下さっているわけですから、それらの思いや考えを世の中に向けて発信していこうと、協会としては位置付けています。

「車イス」についていえば、首都圏では比較的に人々は情報もたくさんお持ちで、自分の体に合ったものを探す努力もしておられるようでしたが、地方では行政から貸与する方式が一般的で、車イスを自分の体に合わせて作ることもままならないようでした。また、こんな車イスがほしいという要望もありましたが、車イスに詳しい審査委員の先生方にいわせると、それはすでにあるのだけれど、そういう情報は地方にお住まいの車イスの方々までは伝わっていないということでした。
その翌年のテーマは「お葬式」でした。お葬式は突然やってくることが多く、苦労された方からの提言も多くありました。また、自分のお葬式はこんなふう風にやってほしいとか、お葬式はこんなふうであった方がいいと思うなど、さまざまな生き方、考え方などが500編以上も集まりました。私たちは、世の中が、そして一般の人々の意識が確実に変わりつつあるのだということを、それらの作品の中から読み取ることができたのです。

今回のテーマ「シニアと旅」は昨年8月中旬に募集を開始し、最終的に362編が集まりました。応募者の内訳は男性が219人、女性が143人で、いつもよりも男性の応募が多かったです。この傾向は、「定年」のときも同様でした。定年は納得できましたが、旅についても男性の方が多かったのは、ちょっと意外でした。男性の方が、よく考え、よく準備してから旅に出かけていくのでしょうか?

審査について

審査方法は14~15名の下読み審査員が作品を読み、1つの作品を最低8人が読むようにしています。それぞれの審査員が各作品について1点から5点までの点数をつけて集計し、点数の多いものから順番に一覧表を作ります。基本的には点数の多い順に選んでいくのですが、点数が低くても下読み委員がどうしても推薦したい作品がある場合には、そういう作品もいくつか加え、50編を選びました。この50編を本審査委員会全員に読んでいただき、そのなかから各賞を選出していきました。そして最終的にこの一覧表にある22作品が選ばれたわけです。もちろん賞に入らなかった28作品の中にも、私にはとてもいいと思われる作品が多く含まれていることも事実です。今回の下読み審査を通過した50編の小冊子を勉強会へ寄付しますので、皆様方で読んでみてください。

最初の頃の審査員は、市民活動に力を注いでいる方々も多くいらっしゃいましたが、今回は一般的によく知られている方に審査員をお願いしました。たとえば作家の下重暁子さんや俳優の渡辺文雄さんなどです。また、JTB社会長であり日本旅行業協会副会長の船山龍二さんにも審査員をお願いしました。船山さんは「私には甲乙つけがたいです」とおっしゃって、審査に苦しまれたようでした。
最終審査会にも色々なケースがありました。「お葬式」の時は、10人の審査員が全て異なる作品を最優秀作品として推薦され、審査は非常に難航しました。それに比べ、今回は割にすんなりと各賞、WAC大賞、WAC会長賞、WAC理事長賞、優秀賞が決まりました。しかし審査員が違えば、異なった作品が受賞作になることもありうるわけで、「もっと優しい旅への勉強会」の皆さんにも読んでみていただきたいと思ったわけです。

「シニアと旅」ということで考えると、勉強会の代表である草薙さんが昨年夏に『文芸春秋臨時増刊号』に書いておられますが「だれでも、いつでも、行きたいところへどこへでも」ということが大切なことだと思っています。WACの会員だけみても、ハイヒールで歩けないところには行きたくないと考える人もいれば、秘境のような所、何もない所、歩くのに困難な場所に行きたいという人もおり、旅は本当に多様だと思います。落ち込んでいた時に旅行に行って元気になった、癒されたなどの作品もありました。WACでもこれまでにアメリカや北欧への視察研修旅行なども実施しています。また一番ヶ瀬康子さんが会長になった後は、毎年ハイヒールでは歩きにくいモンゴルツアーを実施しています。モンゴルツアーについては、単なる旅行というよりも、市民を対象とした民間の国際交流、国際支援の1つとして取り組んでおり、草原の中にリハビリセンターを開設するための支援や、国際児童センター、モンゴル伝統医療センターなどと息の長い交流を続けています。

日本の現状を考えると、高齢者でもきっかけさえあれば、旅に出かける人が多いことがわかりました。今年になって、英国の投資会社からの依頼で、首都圏と近畿圏の50歳以上のWAC会員1000人を対象とした個人資産に関するアンケート調査をしました。総務省の平成12年度の調査によれば、世帯主が60歳以上の世帯の平均貯蓄額は2400万円だということです。今回のWACの調査では、1/3が2400万円よりも多く持っており、1/3が同額位、残りの1/3が少し少ないとの結果が出ました。ちなみに全世帯の平均貯蓄額は1780万円ということですから、この数字からみても、若い人よりも高齢の人の方が多くの資産をもっていることがわかります。別の調査では、日本の個人総資産140兆円の内100兆円は60歳以上の人のものだともいわれているのです。
ですから、一人ひとりにふさわしい旅行があれば、旅に出掛ける人はいくらでも増えるのではないかと思います。というのはお仕着せの、安いパック旅行にはもう行きたくないという人が増えてきているからでもありますが。

簡単な資料をつけてありますが、年代別の論文応募者数をみると、やはり定年後の人が多く、これはWAC会員の構成比とほぼ同じ比率になっています。職業別をみても無職と書かれた方が多く、現役はなかなか旅に出られない現実もわかります。
私も下読み審査員の一人として全作品を読みました。そして思ったことは「人生は旅」「旅は人権」ということでした。定年後、四国八十八ヶ所巡りに出かけたという作品がいくつもありました。定年を迎え、それ以後の人生を考えるきっかけとして、1400km以上を1ヵ月かけて歩いてきたという人がいます。また、どんな障害があろうとも、旅に出かけたいという思いで海外に行き、毎年出かけるようになった人もいます。「いつでも、だれでも、どこへでも」が苦労しなくてもできるような社会的な整備が進むことを願っています。

受賞作品について

次に今回の受賞作品について少しお話します。WAC大賞、WAC会長賞、WAC理事長賞は、WACにふさわしい作品が選ばれました。WAC大賞は、熊本から痴呆のお母さんと一緒に秋の京都を旅した黒田俊博さんの作品です。東本願寺や金閣寺などにはほとんど関心を示さなかった痴呆のお母さんが、南禅寺の紅葉を見て「美しか」といった、痴呆になっても心の奥深くには感動する心が残っているのだという文章が、審査員の心を揺さぶりました。痴呆になっても、旅することで、いろいろな楽しみがあることを教えられました。

WAC会長賞の市川さんの作品は、JR東日本の協賛を意識して選ばれたわけではありませんが、JRの広報誌に載せてもらいたいような作品です。ご主人を亡くされ、苦労して育てた息子さんと一緒に昭和50年から旅を始めました。JRの全線に、廃線になる前に全部乗っておこうという旅でした。しかし、途中でその一人息子さんも亡くなり、その後は息子さんの供養を兼ねてひとりで旅し続けた女性の作品です。その途中、下北半島の灯台に感動して、今は全国の灯台を訪ねる旅を続けているそうです。
WAC理事長賞は、老人病院勤務の医師の作品で、入院中の痴呆症の人のちょっとした旅のエピソードです。行方不明になり、みんなで探し回った末、ようやく見つけ出したのですが、その時にはだれかからもらった着物を着て、懐にはオレンジとお餅が入っていました。誰が入れてくれたのでしょう。その話を何度もするので、今度は病院でその患者さんの旅を計画し、出かけました。しかしその旅は、その方には満足できるものではありませんでした。痴呆になっても、やりたいことはその人の記憶の底にあるのでしょう。人から用意されたものでは満足できなかったのです。旅を計画する際には、これらの点にこだわる必要があるのかもしれません。

入賞作品以外にも、素晴らしい作品がたくさんありました。例えばAさんの作品です。49歳の妹さんは脳性麻痺のため運動障害がありますが、息子さんと2人で札幌で暮らしています。最初に一人暮らしをしたいと言い出したとき、家族は大反対でしたが、サポートしてくれる人を自分で探し出し、自分もトレーニングに励み、見事に一人暮らしを始めたのです。その妹さんからの依頼で、Aさんはスウェーデンからきた若者を2週間、ホームステイさせることになりました。日本語が全然できない若者のために、小学1~3年の国語の教科書を買ってきて、それを使って日本語を教えながら、無事2週間が過ぎ、若者は満足して帰っていきました。何か一人でできるボランティアはないかと考えていたこともあり、ホームステイの受け入れ登録し、その後54名を受け入れたそうです。妹さんがみんなに支えられて暮らしていることへのお返しとして、一人でもできるボランティア活動への取り組みでした。今は夫と一緒に、ホームステイさせた海外の人を訪ねる旅を始めました、という内容でした。
佳作のIさんの作品は、定年までは仕事が忙しく、ゆっくり旅することなどできない日々でした。今から10年前に定年退職し、それっとばかりに楽しみにしていたネパールへ行きましたが、なぜかちっとも感動しなかったそうです。どうしてだろうと考えた結果、自分の楽しみのためだけだと、人間満足できないものだとわかりました。その後、介護施設のお年寄りたちの移送ボランティア(有償ボランティア)を始め、わずかだけれど報酬もあるので、それを貯めて世界の遺跡めぐりをしたところ、すごく感動したといわれます。趣味で旅するだけだったらすぐに飽きてしまうのかもしれませんが、人の喜んでくれる活動をすることで自分自身も変わり、ものの見方や考え方も変わってくるという話です。
この作品は、WACとしてもこれからの活動の参考になりました。定年後の男性にもっともっと地域にでてきてほしいし、積極的に地域活動に参加してもらいたいのですが、男性はなかなか出てきてくれません。こういう事例が、もっともっと増えてほしいので、この話を定年後の男性たちにあちことでしていきたいと考えています。
Oさんの作品は入賞していませんが、印象深い作品です。定年になり閉じこもってしまったまじめなご主人の話で、ずっと家にいるので夫婦ともお互いの欠点が目立ってしまい、ご主人は自殺まで思いつめるようになりました。そこでOさんが「海外旅行に行きましょう」と誘い、二人出かけました。それをきっかけに二人の旅が始まります。豪華客船の旅、ヨーロッパツアーなどにも出かけました。だんだん元気になった夫とスイスのトレッキングに出かけた時、90歳過ぎのカップルに出会いました。その姿がとても印象に残り、自分たちもあんな風に年をとっていきたいと考え、それからトレッキングの旅を始めました。今は、タイ北部のネギボウズ村の長期滞在の旅を計画中。崩壊寸前であった夫婦関係が、旅によって修復され、これからも力を合わせて旅を続けてゆきたい、という作品でした。これは定年後の夫婦関係に悩んでいる方たちにお勧めしたい作品です。
優秀賞の河辺豊子さんは、全盲の方なのですが、たくさんの趣味をお持ちで、どんなところにもどんどん出かけていきます。人は、全盲の人には景色はわからないとだろうといいますが、その土地土地の匂いや風、町の雰囲気を肌で感じることが大好きで、旅は楽しいといわれます。今はスキューバ・ダイビングのライセンスも取得し、年に1、2回は沖縄の海へ潜りにいくそうです。また、河辺さんはマージャンが強く、健常者と一緒のマージャン大会でも優勝しています。捨て牌のみを教えてもらってゲームを進めるのですが、とても記憶力が良いのがわかります。今まで行った所の風や気候や雰囲気をしっかりと記憶しているのです。私達はメモや写真で忘れないようにしますが、彼女の場合は全く違った方法で記憶しているようです。旅の環境が万全であるかといえば、まだまだですが、河辺さんたちが安心していつでも出かけられるよう、旅の専門家の方たちに頑張ってほしいと思います。
要介護5の利用者さんと一緒にハワイへ旅したのが神奈川にお住まいのヘルパーのSさんです。その方は1日4回の訪問介護を受けていますが、ハワイ旅行に行きたいというので、お医者さんにも相談し、便箋3枚の注意事項を作ってもらって、出かけることができました。ハワイでは、海で泳ぎました。その方は、オアフ島は自分を受け入れてくれたと、とても喜ばれました。ハワイに行った半年後に亡くなられましたが、あのとき無理しても出かけてよかったと思います。旅は、リハビリ治療にもなると考えるようになりました。これからもスタッフとボランティアで協力して、要介護の人と一緒にツアーを作り、海外へもどんどん出かけていきたいと思っています。日本で駄目でも、海外なら可能なことがたくさんあります。あきらめずに挑戦してゆきたいというSさんです。
優秀賞の高田芙美子さんの作品は、63歳でご主人をなくされ、それから海外旅行を始めたお母様の話です。70歳過ぎた頃からは足腰が弱くなり、あまり旅行もできなくなったというお母様を誘って、セブ島の近くの小さな島で暮らす友人のところへ出かけました。何もなくて、15分も歩くと1周するような小さい島ですが、獲れる魚を食べ、シンプルに暮らす島をお母様は大変気に入ったようで、その後もご自分の友人を誘って何回も出かけてゆき、島の人と一緒に畑を作り、日本からもっていった野菜の種を育てたりしていました。
けっして暮らしやすい島ではありませんが、お母様はその島の生活をエンジョイしていたようでした。あるとき、「あの島に何を感じていたの」と聞くと、「私の冒険だったの」といわれたそうです。そのお母様が亡くなって見つけたのが「もののないカオハガンにて満たされり ひとりねころび風の音聞く」という詩でした。

「長寿社会への提言」は私の仕事ですが、でも仕事の枠を超えて、さまざまな出会いがあり、琴線に触れる何かがあり、またこうして皆さまにその一部をお話することができ、たいへんうれしく思っています。もしよろしければ362の応募作品を勉強会の皆さまに貸し出すこともできますので、お役に立ててください。また本日勉強会に出席されている三木さんのご主人の作品も入賞されました。おめでとうございます。
長時間、ありがとうございました。

■参加者から(敬称略)

・若い人の旅よりも幅が広いと感じました(木村)

・この3月に学校を卒業しました(三輪)

・会社でバリアフリー旅行を企画し作り始めたばかりです。なかなか思うようになりません。今日の話を聞いて頑張ろうと思いました(野村)

・アシアナ航空に勤務しています。車イスの方々のお手伝いをして行きたい(吉野)

・元気なおばあさん、元気の素は何だろうかと思います(神田)

・世田谷で活動しています。健康医学アドバイザーをしています。旅に出る人、全然出ない人、30年間旅行会社に勤務、お手伝いしたいと思います(野崎)

・摩周湖にある、バリアフリーのプチホテル風曜日を経営しています。介護福祉の援助。小手先だけではない旅を演出。国内は出たくても出て行けないため、海外へ行ってしまう。設備がないから出ないとは考えずに、多くの人に出掛けてもらってこそハードが変わります。私のホテルが出来てから町が変わりました。宿泊していただいたお客様にチェックしてもらい、アドバイザーとなってもらったりしています。これからも支える仕事、出掛けやすくすることで日本は変わると思います。この仕事をやっていて本当に良かったと思っています(三木)

・HISのバリアフリー・セクションに勤務しています。勉強会の参加は今日が2回目です。前回に引続き、様々な対応が必要になりますので、とても勉強になります(木下)

・同じくHISのバリアフリー・セクション勤務です。バリアフリーといいましてもまだタイトルだけ会社から与えられまして、後は自分たちでしなさいと言われています。試行錯誤しながら勉強をしていきたいと思います(小林)

・半年前に初めて参加しました。シニアの人、障害を持っている人の旅は大変だなと思います。旅行会社はもっと勉強が必要だと思います。ほとんど学び隊に参加しています(中子)

・水野さんのお話は久々に感動しました。私はバリ島でバリアフリーの専門の受け入れ会社をしています。先日車イスご利用の方7名とバリへ行って来ましたが、スタッフが車イスにアテンドし過ぎでストレスになります、もっと自由にと言われました。早速現地スタッフとミーティングを持ち再徹底しました。最終日にスーパーで買い物をしました。今回の旅で、旅の原点を再発見しました(沓名)

・大島でスバルというペンションを定年後に始めて3年経ちます。風曜日の三木さんをモデルに始めました。毎日がドラマで、それでお金をもらって感動しています(下田)

・旅の重要性を感じました(吉田)

・JTB勤務 沖縄勤務から最近戻ってきましたが、沖縄ではリフトバスの導入などを行いました。沖縄ではオバアを中心に元気です。90歳になって「これからよ」と言っています。沖縄を訪問する旅行者にはご年配の人が多く、メインターゲットといえます(松本)

・勉強会のメールのご案内と会計担当です(小野)

・今回の応募作品に供給者サイドの作品がないのが残念です(紙)

・海外、国内のバリアフリー・ツアーを企画・販売・添乗をしてもう7年になります。障害といいましてもその幅は広く、また高齢の方々は1年1年変化してゆきます。ご高齢の皆さんは「行けるうちに行きたい」と思われている。この7年間で10数名亡くなられた方がいます。ご家族から「あの時の旅行が一番の思い出です」の声をいただきます。これからも良い旅を作っていきたいです(伴流)

・15年前ほど前に、歩行できなくなった母とタンザニアへキリマンジャロに登る人と一緒に旅に行きました。とても厳しい旅で、帰国後すぐに入院となりましたが、本人はとても喜んでくれました(プログラム委員・森)

・昨年5月1日号の雑誌「サライ」に、旅は旅に行く人が作るもので、旅行会社が作るものではない、とありました。お仕着せではない旅、何でもありの旅が重要だと思う。WAC会長の一番ヶ瀬先生の言葉に「旅は人権」というものがあります。旅をしたいと思って移動するのは人間だけだそうです。ネバー・ギブアップで3歩前進2歩後退で良いと思います。2006年からは日本も人口減少社会に入ります。これからは旅の科学的効果などももっと研究されるようになってくるだろうと思います。「慈愛の旅」を目指し、現場主義を貫き、これからも一層旅の効用を研究して欲しいと思います(草薙・代表)

ページの先頭に戻る